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インプラントとは

インプラント治療の注意点ー前日・当日・翌日について

インプラント治療を受けることがきまったら、手術の前日・当日・翌日にするべきことや注意点を事前にしっかり把握しておきましょう。

 

インプラント治療の前に医師に伝えておくこと

糖尿病や骨粗鬆症などの持病や、その他現在治療を行なっている傷病、飲んでいる薬がある場合は、全て担当医師に申告してください。

また、アルコール依存症や重度のヘビースモーカーである人も申告が必要です。

中止する可能性のあるお薬

以下の薬を服用している場合は、休薬が必要になったり、インプラント治療自体ができない場合もあるので注意が必要です。また、担当医師と医療情報提供書を交わす必要もありますので、ご申告ください。

・経口避妊薬
・動脈硬化や高血圧の治療薬
・糖尿病治療薬
・抗凝固薬
・骨粗鬆症治療薬
・非ステロイド系抗炎症剤
・ステロイド薬
・向精神薬

その他にも気をつける薬や病状がある場合もありますので、どんな傷病・薬でもきちんと申告しましょう。

 

インプラント手術前日の注意点は?

万全の状態で手術当日を迎えるために、手術の前日は以下のことに注意しましょう。

体調を整えることが第一

インプラント治療は麻酔を使った外科手術です。疲れが溜まっている、睡眠不足など体調が優れない場合、手術中に気分が悪くなる可能性もあります。

前日までに過度な運動は避けて十分な睡眠を摂り、リラックスした状態で手術日を迎えましょう。

タバコ、お酒は控える

タバコはインプラント治療にかかわらず、口腔環境に悪影響を及ぼします。タバコのヤニが歯周病のリスクを上げるだけでなく、ニコチンが血管を萎縮させ、ビタミンCも不足してしまうことから、傷の治りが遅くなってしまうのです。タバコを吸っている方は、事前に禁煙しましょう。手術前2週間は禁煙が必要だとされています。

また、アルコールは免疫力の低下を招きます。過度の飲酒を避け、できればインプラント手術前日は飲まないようにしましょう。

 

インプラント手術当日の服装や食事は?

手術を受けるのに適した服装や、当日の食事内容についてご説明します。

服装は汚れてもいい、ゆったりしたもので

インプラント手術当日は窮屈な服装は避けて、身体を締め付けないゆったりとした服装を選びましょう。まれに手術中に血液が飛んでしまうこともあるため、汚れても構わない服を着用するのが無難です。

静脈内鎮静法を行う場合は腕にも器具を装着するため、袖をまくりやすい服か、半袖にしましょう。

また、口の周りを消毒するためお化粧はできるだけ控えめに。指先に器具を装着するため、マニキュアも落としておいてください。

食事は早めに、ちゃんととる

苦しくなるほどの食べ過ぎは禁物ですが、あまりにも空腹のままだと血糖値が下がってしまうので食事はきちんと摂りましょう。静脈内鎮静法を行う場合は、手術の4時間前までに食事を済ませてください。担当麻酔科医からの指示事項を、しっかり守ってください。

手術中は長時間お手洗いに行くことができなくなりますので、水分の摂りすぎに注意しましょう。コーヒーや紅茶、コーラなど、カフェインを含む利尿作用のある飲み物は避けましょう。

歯磨きはきちんとしておく

歯や歯茎に汚れを残すことのないよう、手術前には歯磨きをきちんと済ませておきましょう。

ただし、歯茎を傷つけるような強いブラッシングはしないよう気を付けてください。

車やバイクでの来院は避ける

手術当日は電車やバスなどの公共交通機関やタクシーを利用しましょう。

静脈内鎮静法で治療を受けられる方は、帰宅時に急な眠気やふらつきが起こる可能性もあります。車やバイクを運転することは絶対にできません。ご家族に送迎を依頼しましょう。

インプラント手術後、いつまで注意が必要?

術後は傷が完全に癒えるまで、安静に過ごしましょう。術後の腫れが出ている間、少なくとも3日間程度は特に注意が必要です。

患部を触るのは絶対にだめ!

手術のあとが気になると思いますが、舌や指で患部を触ったり、頬を引っ張ったりしないようにしましょう。

また強いうがいや、患部への歯磨き(ブラッシング)もNGです。患部以外の場所は通常通り歯磨きをして構いませんが、患部には2週間は直に触れないようにしてください。

入れ歯を使用している方は、当日担当医からも指示させていただきますが、なるべく入れ歯は外しておいてください。

痛みと腫れのピークは数日

術後の痛みは翌日、手術部位の腫れは3〜4日でピークを迎え、その後1週間程度で徐々におさまっていきます。

出血した場合は、清潔なガーゼを患部に当て、親指などで止血をしてください。またすぐにクリニックにご連絡ください。もし1週間以上経っても腫れや痛み、出血がおさまらないようなら、担当医への相談が必要です。

運動・飲酒・喫煙・湯船に浸かるのは避ける

特に腫れが出ている間、数日ほどは、血行が良くなる行動は避けましょう。運動を避け、安静に過ごしてください。湯船に浸かるのも控え、入浴はシャワーで済ませましょう。

タバコやお酒は、傷が開いて出血が止まらなくなる恐れがあります。2週間は喫煙・飲酒を控えてください。

食事は柔らかいものを反対の顎で噛んで食べるようにして、刺激物は避けましょう。

お薬の飲み忘れに注意!

当院で処方されたお薬、一緒に投薬を指示されたお薬は、忘れずに飲むようにしましょう。

薬疹などが出た場合はすぐに服用を中止し、担当医に連絡してください。

手術前に中止するように指示された常用薬については、いつから再開するのか担当医に確認しておきましょう。

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電話でのご予約 03-6441-2422
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